Server Administrator バージョン 8.5

Server Administrator を実行しているシステムでの CLI を使用した Active Directory の設定

omconfig preferences dirservice コマンドを使用して Active Directory サービスを設定できます。productoem.ini ファイルは、これらの変更を反映するよう変更されます。adproductnameproductoem.ini ファイルに存在しない場合は、デフォルトの名前が割り当てられます。

デフォルト値は、システム名 - ソフトウェア - 製品名です。ここで、システム名は Server Administrator を実行しているシステムの名前であり、ソフトウェア製品名omprv32.ini(つまり computerName-omsa)で定義されたソフトウェア製品の名前を意味します。

メモ: このコマンドは Windows のみに適用できます。
メモ: Active Directory の設定後、Server Administrator サービスを再起動します。
次の表は、このコマンドに有効なパラメータを示しています。
表1. Active Directory サービスの設定パラメータ
名前 = 値のペア説明
prodname=<テキスト>Active Directory 設定の変更を適用するソフトウェア製品を指定します。prodname は、omprv32.ini で定義された製品の名前を意味します。Server Administrator の場合は、omsa になります。
enable=<true | false>

true:Active Directory サービスの認証サポートを有効にします。

false:Active Directory サービスの認証サポートを無効にします。

adprodname=<テキスト>Active Directory サービスで定義された製品の名前を指定します。この名前は、製品と、ユーザー認証用の Active Directory 特権データとを関連付けます。